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パソコンの筆文字と手書きの筆文字、ここが違う。
パソコンの筆文字と手書きの筆文字は、一字一字を比べると大きな違いはありませんが、熟語や文章にしてみると歴然と違いが出てきます。
パソコン筆文字の場合は活字と同じように、一定のマスの中に納まるように作られていますから、前後の文字の画数や字形には全く関係なく、常に同じ大きさ、同じ字形で打ち出されてきます。
ところが、毛筆に限らず、字というものは、前後、左右に来る文字がどんな文字なのかを考慮して書かなければ「生きた文字」にはなりません。
基本的なポイントを幾つか挙げますと、「画数の少ない字は小さ目に太い線で」「画数の多い字は大き目に細い線で」「前後に同じ大きさの字を揃えすぎないよう、なるべく大小のメリハリをつけて」等々。それらに配慮して書くのが書というものなのです。

プロの書家とは?
「プロの書家は、一流の料理人が包丁を自在に使いこなすように、筆を自在に使いこなせなければならない。筆を自在に操れるようになるには20年、30年の修業が必要だが、それを経ずしてプロにはなれない。書に芸術としての価値があるとするならば、それは、高い技術性の果てに垣間見えるものであって、求めて得られるものではない」
ちなみに、私は「まあまあ筆が使いこなせるようになったかな」と思えるようになるのに50年近くかかりました。


作品例

書道家 水島二圭

水島二圭
本名 水島圭一
1947年生 北海道札幌市出身
早稲田大学卒(英文学専攻)
東洋大学にてインド哲学を履修

NHK文化センター講師。
文部科学省書写検定硬筆毛筆1級。
元目白大学クステンションセンター講師。
日本経営開発協会登録講師。

最近の商業作品
  • 2015サザンオールスターズ全国ツアー
    「おいしい葡萄の旅」タイトル文字揮毫。
  • 広島向原酒造「大吟醸四方祓」ラベル揮毫。

会社情報
社名
株式会社 全教
屋号
筆文字工房 二圭庵
所在地
〒359-1141 所沢市小手指町1-26-5
Googlemapはこちら
TEL
04-2924-1666(代)
URL
http://nikei.main.jp/
youtubeチャンネルはこちら
代 表
水島 二圭


三波豊和(以下 三波)
こちらのお教室は、いつ頃からですか?
水島二圭(以下 水島)
昭和57(1982)年からです。
三波
それは長いですね。先生はもう、小さい頃から字はお上手だったんですか?
水島
いえいえ。元々は兄の影響で書を始めたので、書家になろうとはまるで思っていませんでした。だいたい大学は英文科でしたし、日本翻訳家養成センターも出て将来は翻訳の仕事に就く予定でした。
三波
えぇ?そうなんですか? 
水島
ただ、私の家に日展の審査員の先生も時々いらしていて、私の書をご覧になり書家の道を勧めて下さいました。
三波
さすが、見る目がおありになる。



水島
私は書というものは、実用に根差していなければならないと思っています。しかし現実はパソコンでポンポン、書は今や趣味の世界になってしまいました。
三波
私も小学校時代はお習字を習いに行っていましたが、今はそんな話もあまり聞かなくなりましたね。
水島
正に展覧会のための書になってしまった。しかし実は彫刻や絵画とは一線を画すもの、芸術性より技術。食に例えるなら、きどった創作料理ではなく普段ダイニングに出てくる家庭料理だと思います。
三波
書の先生にこんな事をお聞きするのもなんなんですが…。お習字が上手い子なのに、答案用紙に書く字が下手くそな子がよくいましたが。
水島
三波さんも時代劇で筆を持つでしょう。どこを持ちます?
三波
はい、寺子屋のシーンで下の方を持ったら監督に怒られました。上を持つとそれらしく見えますね。
水島
正にそれです。大筆は上を持って腕の可動域を使って書きます。でも小筆(や硬筆)は下を持って指先を動かして書く。つまり同じ字を書くといっても、そこにはテニスと卓球くらい差がある訳です。
三波
なるほど。よぉ〜く解りました!



水島
書は、いわば線の良し悪しです。私の理想は細いが強い線。太くて強いのは当たり前、そのしなやかさが理想です。
三波
松でも梅でもなく、竹でいかなくては。ところで今、先生の所でお勉強されている方というのは?
水島
人生が一段落した60歳以上の方が趣味で、が多いです。他には学校の先生が本格的に、とか、文科省の書写技能検定試験を受けるため、という方も。この一級は、英検の一級を取るより難しいと言われています。
三波
そうなんですか。
水島
漢字は中国から渡ってきました。しかしただ中国文字を勉強してもだめです。表意としての漢字、表音としての仮名が混在する日本語、その調和こそ大事ですね。
三波
今日お話をうかがっていて、先生の日本語、そして日本の文字に対する大きな愛情を感じました。先生が書かれたこれらのデザイン文字も、単なる装飾ではなく、きちんとした書の道というものの裏打ちがあるからこそ人が感動するのだと思いました。
水島
有難うございます。書は力、明日も書のために腕立て100回です。
三波
それは凄い!私はゴルフのために…!